劇団からっかぜ2022年春公演(通算第282回) 『ここだけの話』 作:高橋いさを 演出:高橋 佑治

アトリエ公演 2022年4月9日(土) 15:00〜29人25枚 18:00〜32人26枚
            10日(日) 11:00〜35人23枚 14:00〜32人21枚 17:00〜38人36枚
  全ステージ 満席のお客様で迎えることができました。ありがとうございます。

      公演日時と観客数とアンケート枚数。
       ・公演前に、劇団員全員で簡易抗原検査を行い陰性でした。
      劇団からっかぜコロナ対策 CO2濃度414~661PPM 湿度48~52% 温度21~26度

アトリエ公演 10日(日)17:00 アンケート

○久し振りの生のお芝居に感動しました。 密度の濃い二人芝居で満足しました。 観劇の後味も心地良かったです。 「ここだけの話」その後編を観てみたいと思いました。
○いつも素敵なお芝居をありがとうございます。 今回のは特に身につまされる部分もあり、面白かったです。
○押してダメなら引いてみろみたいなてんかいが面白かったです。 春という新しい場所での多いこの時期に合う劇だったなという風に思いました。 ベルボーイ役の方に味があるなと思いました。
○古木大介サンコミコルでいて深い演技を大いに楽しみました。 千笑さんとてもチャーミングでセクシーでした。 西村さん服装がちょっと安っぽかったけど、大変良かったです。
○コロナの影響でなにかと不自由な生活でしたが、こうして来場出来たこと感謝・感激です。 楽しめました。時間が短かいけれど内容は深いと思いました。 「先は行ってみなければわからない」花嫁だけでなく今の私達もですね。 明るく笑っていきたくなりますね!! 本当に良い時間をありがとうございます。 又楽しみにしてます。(^-^)
○3名で繰り広げられた内容でしたが婚約者、その母親、高倉さんの奥様とその姿が浮かん できました。 高倉さんの役者さんのお芝居に魅入ってしまいました。 素晴らしかったです。 ちょっと感じたことですが ボーイさんが退出する時は一礼してドアを閉める方が良いの では? 台詞でお水もらえますか?でしたか? いただけますか?の方が良いように感じました。
○見ごたえありました。 ありそうでなさそうな、あったらどうしよう!?! と思える楽しいお芝居 最後はほうっとさせられておもしろかったです。 またみたい。 しんちゃん初舞台?かっこよかったです!! おしばいはたのしいよね(⌒▽⌒)
○案内はがきに書かれたあらすじを読んでどーしても観たくて楽しみにして来ました たった3人の出演でしたがとてもたくさんの人 たくさんの人生がかいまみえ想像でき有 意義な時間でした ありがとうございました
○おしばいをこんな間近に見ることは初めてでしたのでこの臨場感を観劇者の皆さんと共有 できたことが新鮮であり、まだまだこのおしばいを見ていたいなあと感じました。あっと いう間でした!! 普段接している心路くんもずい分大人びて思えました。ミュージカル大好きな心路くんが これからもすきな劇を続けていくことを応援していきたいと思います。 すばらしいお芝居を見せて頂いたからっ風の皆さんありがとうございました!!素敵でした。
○日曜の夕方 有意義に過ごせました。 明日からまた元気にがんばれそうです! あのあと どうなったんだろう。その後が気になるいい終わり方です。
○ウエディングドレスにまずド肝をつぶした。 よくある結婚していいのか?という直前の不安をよく現わしていると思う。 とび込んだ部屋の人の迷惑を考えると気の毒な…とも思いつつとび込まれたことで自分の ことが直視でき、それはそれで得たものがあったのでは…とも思ったが、でも迷惑だった よなと思う。
○高倉さんがひたすらにふびんでした。 結婚という大切なふしめに対して始まりと、その日で終わりという人によって日々は異な るのだと思いました。 ベルボーイさんの朝子猫が産まれたになごみました。
○高倉役 古木さん 神山役 千笑さん おつかれ様 ベルボーイの西山君もおつかれ様でした。 昔から結婚する2人には赤い糸があり 2人を結び付けると言います。 適度のからみは必要で そこにピンク色とか紫色の糸が交ると複雑で簡単には幸せが手に 入らない そんな人生の一場面を描いた作品でした。 高倉役 神山役 それぞれの人間模様を演じきったと思います。 古木さんと千笑さんの双方が作り上げた表情や動きの表現は大変よかったです。 私はリハーサルから公演5回の計6回を観ました。自分は演じることは出来ませんが少し感 じたことが有ります。一幕一幕は60%~80%の出来具合かなと 全体5幕では70(?)私自身評価は出来ても演じることが出来ないから80%くらいかな(あく までも素人判断) 人は一生に500人位の人に出会うと言われています。(出処は不明) 家族・親族・学友・職場の人・くされ縁・その他などからっかぜの皆さんは演劇を通して もっと多くの人達と出逢うことが出来ます。 その中には暖かな日差しの方や反面冷静な日差しの方、無反応の方など様々な人がいます。 出逢った全ての人の心をつかむ事は難しいでしょう。しかし暖かく見守って下さる方以外 の心をいかに演劇の世界に魅了させるかは演じるからっかぜの皆さんの責務です。 『感性を磨き、想像力を使い、伝える技術を磨く アピールする演技ではなく、心の旅を見せる事』と鴻上尚史氏は言う 今後も期待してますね。

アトリエ公演 10日(日)14:00 アンケート

○「ここだけの話」アンケート文から
 最初から最後まで大笑いでした。 彼が慌てるほどに笑い、必死なほどに笑い、観客もはらはらして彼を応援しました。 ようやく自分の事情を語るとき、明日香の心が決まり、念願叶って部屋を出ていくのです。 まるで北風と太陽。 この土台で大いに発揮できたことと思います。絶対楽しい役どころですね。 最後、受話器の向こうの奥さんへの精一杯の愛情は、切なかった。取返しのつかないこと を重ねるのが彼の結婚生活だったのか。彼女が元カレのもとにいる間も、懸命にたわしを 作っていたはず。消耗品であり、日常の主役にはなれないたわしを。 悔しさはありつつも、誇りがあるはず。この短い結婚生活にも。 ここだけの話、高倉かっこよかったですよ。
 ベルボーイについて 彼が出てくる度に、観客はどんな展開になるかハラハラします。事情をまるで知らない危 険な存在ですから。 違った空気を漂わせ、存荏感がありました。 「変わったことは?」と聞かれ、「猫が赤ちゃんを産みました」のところだけ、もっと彼の 日常が出たら.「行ってよし」が笑いとして決まったかも。 丁寧な所作もがんばりました。
また観たいと思わせる劇団からっかぜ、今後も楽しみにしています。

古木 大介 鈴木 千笑 西村 心路 坂田 真生 他屋 雄一

登場人物


高倉 健作・・・・古木 大介
神山明日香・・・・鈴木 千笑
ベルボーイ・・・・西村 心路
声(女)・・・・・坂田 真生
声(男)・・・・・他屋 雄一

スタッフ


演 出 ・・・高橋 佑治
舞台監督・・・菊池 京子
舞監助手・・・布施 佑一郎
舞台照明・高橋 佑治/布施 佑一郎
照明OP ・・・大西 昌治
音響効果・布施 佑一郎/菊池 京子
効果OP・・・・谷川 寛花
舞台美術・鈴木 夢唯/栗田 悠生
舞台衣装・鈴木千笑
小道具 ・・古木 大介/中村 真紀子
メイク ・・・ 鈴木 千笑
制 作 ・・・坂田 真生/他屋 雄一

あらすじ


ホテルの一室にいる男。誰かを待っているようだ。
そこにウエディングドレス姿の女が突然入ってくる。
結婚を迷い一時かくまってくれと男に哀願する。
何とか追い出そうとするが、女の強引さに負け、いうがままに。
そして女の婚約者に電話をさせられる羽目になってしまうが、
結婚を迷っている女と結婚生活に失敗した男の会話が始まっていく。