劇団からっかぜ通算第261回公演

第59回浜松市芸術祭「はままつ演劇・人形劇フェスティバル2013」参加・「第53静岡県ふじのくに芸術祭演劇コンクール招待作品

劇団からっかぜ「法王庁の避妊法」原作:篠田達明・作:飯島早苗/鈴木裕美 演出:布施佑一郎

「はままつ演劇・人形劇フェスティバル2013 公演」「法王庁の避妊法」11月9日(土)を、皆様のご観劇で無事、終わることができました。 多くの人々に支えられて千秋楽を迎えることが出来ました、感謝!! 感謝!!
アトリエ公演382人・市芸公演404人、合計786人の方々にご観劇いただきました。 大変ありがとうございます。
 劇団からっかぜ一同

11月9日(土)市芸公演アンケートより

○アトリエ公演よかったので本公演も観ました。セット位置がさらに立体化してよかった。窓もいいし、セットのすべて、衣装もなにもかも演技も良かった。生まれること、 生きること死ぬこと、科学の進化についていろいろ考えさせる芝居でした。生きることのいとおしさが、心にしみこみました。ありがとうございました。二度目を見てされに感動し ました。ドアの右左の演技の妙に気づき感心しました。
○役者が経験を重ねるということは、大変貴重なことだと実感しました。そのような経験を重ねた役者に囲まれて、はじめて舞台に立つ役者がいる。今回は最終公演を見ましたが、 初舞台とはいえ、そこに至る過程がある訳で、注意深く見るとその過程がすけてみえるようで、味わい深いです。
○看護学生のとき、この劇を観れたらもっと産科に興味がもてたと思いました。結婚して子供がほしい時も参考になると思いました。からっかぜさんの劇はためになる事が多い と思います。
○荻野先生の研究に対する情熱と回りの人たちの交流。今から見れば、恐れるほどもない、排卵日を実証するための恐れが、今の科学技術に対する、問いかけにもなっていて感 動しました。
○犬塚とめさんが生き生きして見えました。一番良かったと思います。(今まで見たうちで)大勢の人が入り、舞台が高くなり又違った発見がありました。やはり何回見ても面白い。 最後はいつもホロッと来ますね。
○とても勉強になりました。私はもう遅いですが、若い女性にはとても勉強になり役に立つお話ですね。他ではここ迄ていねいに教えてはくれないと思います。本当にありがとう ございました。
○未婚女性ですがとても楽しくみました。多少難しい用語もありましたが、こういう考えがあって今の婦人科があるのだなあと感じました。DVやぎゃくたいがあり、子どもが亡く なっている現代、考えさせられる物語でした。でも子供はむっちゃかわいい、大切にしなければと。
○楽しく観劇できました。荻野医師の情熱が伝わってきました。声も真実の心、荻野医師のまじめな性格を表して内容がよく伝わってきました。演技に品格が出てくるように思います。 セリフ、早口で高音だとわかりにくいです。
○初めて「舞台」というものを拝見させて頂きました。物語に入り込んで楽しませて頂きました。終始おもしろかったお話でしたが、最後のトメさんの間で体がゾクゾク感激のキモチが 込みあげてきました。楽しかったです!!!
○いろんな女性が描かれていて、同じ女性として共感したり見習おうと思えたり…。せりふも女性キャストの方のものが、とても心に響きました。お疲れさまでした。 とても楽しかったです。
○とても素敵な公演でした。今の自分の心境にぴったりときていて引きこまれてしまいました。1つのものを作り上げていくことは演者さんだけでなく見ている人にとっても喜び を感じられるのだと感じました。
○久作が迷い悩みながら自分の答えを見つけていく姿に心打たれました。周囲の人々が久作に及ぼした影響で考え方が変わっていく描写が凄く伝わってきました。役者さんの演技 がとても自然でこちらも自然に引きこまれました。ストーリー全体を通して大切なテーマが伝わってきました。また観に来たいです。
○法王庁の避妊法、とてもおもしろかったです。アトリエ公演初日を見てからハマリ、気付いたら2回3回と足を運んでいました。
○キヨさんの演技が自然体で良かった。8番目の子供を授かったのに、諸事情でおろしたいと、ドアをあけて出ていった時の悲しい顔、女として、とても理解できました。高見先 生のことば、女自身が産む産まないを自分の幸せのことを考えて決めればいいといったことが、ウンウンと納得でした。昔の事情から現代の医療事情まで含んだ内容で考えさせられましたが、 なにより「望まれる出産」が1番ステキなんですよネ。
○泣いて笑って、産まなかった自分について考えた、素晴らしい舞台でした。セットも照明も効果的で美しく感動しました。ありがとうございました。
○面白くて楽しくわかりやすく、見ていてワクワクします。久作さんのセリフやきよさんのセリフで昔を思い出します。より子さんのそんざいも楽しいです。とめさんの表情には ビックリです。

(登場人物)

荻野 久作・・・・・他屋 雄一
古井半三郎・・・・・鈴木 亮
高見 詠一・・・・・谷口邦明
野村 佐吉・・・・・小野田幹生(演劇集団es)
担架の人 ・・・・・高橋 佑治
犬塚 とめ・・・・・渡邉 純子
野村 ハナ・・・・・辻村 沙希
津島より子・・・・・中村真紀子
酒井 キヨ・・・・・飯島けい子
妊婦の患者・・・・・根津 真弓

スタッフ
演出/美術 ・・・布施佑一郎
舞台監督 ・・・他屋 雄一
舞監助手 ・・・飯島けい子
舞台照明 ・・・桜井定生(M-Planet)9/28
舞台照明 ・・・鈴木里美(雪解カンガルー)9/29・10/19-20 ・11/09
音響効果 ・・・山下 宣雄
小道具  ・・・飯島けい子
舞台衣装 ・・・中村真紀子
メイク  ・・・辻村 沙希
制 作  ・・・坂田 真生

11月09日公演に保育室を設けました。保育室スタッフ:鈴木京子