劇団からっかぜ


劇団からっかぜ通算第254回公演

第56回浜松市芸術祭「はままつ演劇・人形劇フェスティバル2010」参加作品・第50回静岡県芸術参加作品

劇団からっかぜアトリエ公演「煙が目にしみる」

原案:鈴置洋孝 作:堤泰之 演出:平井 新

アトリエ公演「煙が目にしみる」 10月16日(土)初日を、73人のお客さまで幕を開けることができました。

ご観劇ありがとうございます。観客の皆様に助けられてアトリエ10月公演を迎えることが出来ました感謝しております。
11月公演に向けて人とひととのつながりを大切に、劇場で多くの人と一緒になれるように努力していきます。劇場に足をお運びください。
 劇団からっかぜ一同

*アトリエ10月公演観客数*

公演日時 客席数 目標 観客数
10月16日夜  68席  68  73人
10月17日昼  68席  68  62人
10月17日夜  68席  68  32人
  合計    204 167人

受付で写真展(浜松写真連絡協議会)

  劇団からっかぜ稽古風景

10月16日舞台写真(提供S.Sさんと中日新聞)

  あるといいですなあ……三途の川の川べりにも。こんなきれいな桜並木が……   さっきの……ちょっと失礼じゃありません?   あー……うまい。クラッときますね。

10月17日舞台写真

  北見栄治です。   男冥利に尽きる最後を遂げられたと思います。 はい、蝶のスマイル

10月公演アンケートより

10月16日(土)
○今回、はじめてからっかぜ劇団の劇を見させていただき、とても近くて見ることが出来、迫力があり、客席と一体感があり、
 大変良かったです。葬式をテーマにしていても涙だあり笑いありで、大変よかったです。家族について、いろいろ考えさせられました。

○リアルな劇でしたね。あの世とこの世がセット中の壁のように、すけていたらきっと、こう見えるのでしょう。人の心もすけていたら・・・・
 中村教官・・・いつもすごいですね、ありがとうございました。

○最初から終わりまでとてもおもしろく見させていただきました。1年に1度、このアトリエでの公演を毎年、楽しみに待っています。
 団員の皆様いつも本当に楽しく見させていただいています。来年もとても楽しみにしています。50代女性

○様々な立場の人のドラマが折り込まれていて、終わりまで楽しく見させてもらった。人の死は、残された人たちが生について考える
 よい機会になると思う。感動の中にも、笑いをまぜており、重たくなりすぎていなかったのがよかった。演劇を見る機会はあまりないが、
 たまにはよいものだと思った。

○世代間のギャップで親世代の知らないことも盛り込まれ賑やかで今日風の仕上がりですね。
 おばあちゃんの役所は要なんですね・・・・。

10月17日(日)昼公演アンケート
○ありがとうございました。私も亡くなった方と話せたら・・・と思いました。でも、元気なうちにいっぱいお話出来たら一番なので、
 ふだんからコミュニケーションを取っておこうと思います。

○人生の最後は悲喜こもごもあるものです。短い時間の間にいろいろな人生を垣間見る事が出来ました。
 今夏、義母を送ったばかりですので身にしみることもありました。また、次の会を楽しみにしています。

○あわただしく終ってしまう葬儀ですが今日の公演を観て、私自身大変身近な問題だと、つくづく思いました。今日は、
 どうもありがとうございました。次回も楽しみにしています。

○年齢的に今まさに 親、自分、知人、いろいろ考える頃となりました。ご縁でつながっている。を、じんわり感じる作品でした。
 いつも広く深くテーマをあたたかく、ありがとうございました。涙あり、笑いあり、ありがとうございました。次回をたのしみにしています。

○今回も大変おもしろく拝見し感動しました。死者と遺族との会話、ユーモラスななかに「出会い」と「絆」の関係がリアルに描かれ「死」と「生」を
 しみじみ考えさせるすばらしい出来でした。キャスト全員のなりきった個性的な演技は、さらに磨きがかかったように思われました。ますますの
 ご精進とご活躍を祈念いたします。ありがとうございました。

○涙と笑いのドラマありがとうございました。亡くなった人をうまく登場させながら家族の愛情を描けたと思います。また、
 次の機会楽しみにしています。ありがとうございました。
 
10/17(日)夜公演アンケート
○今年父が亡くなった時のことを思い出し身につまされました。楽しく観る事ができました。人と人、家族の絆っていいなと思います。
 H・S 女性

○涙と笑い、そして大変感激しました。昔プロの「結婚披露宴」というのを観てそのチンプさに怒れました。今日の芝居も始めそんな雰囲気
 でしたが、大違いでユーモアと愛に満ちた大変良い劇でした。芝居も自然で違和感ありませんでした。友人にも宣伝しておきます。ありがとう
 M・T 男性

○笑と涙の楽しい劇でした。生と死を楽しく考えさせられ、胸が熱くなる思いでした。改めて演劇の生の素晴らしい体験できました。
 友人にも勧めてまた観たいです。     k・S 男性


登場人物

野々村 浩介 (四六歳)故人      ・・・鈴木 隆雄
野々村 礼子 (四三歳)浩介の妻    ・・・中村左絵子
野々村亮太 (二三歳)長男・大学五年生・・・鈴木 健太
野々村早紀 (一八歳)長女・高校三年生・・・林 美佳
野々村 桂 (七一歳)浩介の母     ・・・中村真紀子
原田  泉 (四二歳)浩介の従姉妹  ・・・菊池 京子
原田 正和 (三九歳)泉の夫      ・・・結城 涼
北見 栄治 (六一歳)故人       ・・・森 浩司
乾 幸恵 (三二歳)栄治の娘      ・・・桝田 依里
瀬能 あずさ (二九歳)栄治の愛人  ・・・田幡 真里
牧 慎一郎 (三五歳)レンタルビデオ店店長・・・他屋 雄一
江沢 務 (四〇歳)斎場の管理人    ・・・最上 三平

スタッフ

演 出     平井 新
演出助手 ・・・布施佑一郎
舞台監督 ・・・中村左絵子
舞監助手 ・・・中村真紀子
舞台照明 ・・・桜井 定生16日
舞台照明 ・・・名倉 良紀17日    
音響効果 ・・・山下 宣雄   
舞台美術 ・・・布施佑一郎
       ・・・田中リョウスケ
       ・・・森 浩司
小道具   ・・・林 美佳
       ・・・結城 涼
       ・・・鈴木 隆雄
       ・・・鈴木 健太     
舞台衣装 ・・・菊池 京子
       ・・・飯島けい子
       ・・・中村真紀子
メイク    ・・・桝田 依里
       ・・・田幡 真里   
制 作    ・・・坂田 真生
       ・・・山下 宣雄
       ・・・他屋 雄一