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林芙美子、真実の人生とは?
劇団からっかぜ『太鼓たたいて笛ふいて』

◆あらすじ
 放浪記で文壇に登場しベストセラー作家になった林芙美子。激しく移りる変わる時代の中を走りつづけた半生を描く音楽評伝劇。

 原作 : 井上ひさし
 演出 : 布施佑一郎





◆あらすじ
 若き日の放浪と貧しさを描いた放浪記で華やかに文壇に登場し昭和の大ベストセラー作家となった「林芙美子」。
 その人気に目をつけた政府が芙美子を従軍小説家として利用する。
 「戦争は儲かるという物語」を信じ従軍文士として戦場の様子を書き送るが、幾度かの従軍体験を経て芙美子の戦争感は大きく変わっていった・・・

 筆を折り「こうなったらキレイに負けるしかないでしょう!」と発言し”非国民”と言われる林芙美子。

 戦後、大勢の人間に向かって「太鼓と笛で囃し立て」戦争を鼓吹してきたことを正面からみつめて「戦争の悲惨さや庶民の苦しみ、悲しみ」をただひたすらに身を削るように書き続けた林芙美子。
 激しく移り変わる時代の中を常に先陣をきって走り続けた林芙美子の半生を描く。












◆CAST
 林芙美子/森幡洋子
 林 キク/中村真紀子
 島崎こま子/桝田依里
 加賀四郎/古木大介
 土沢時男/最上三平
 三木 孝/鈴木隆雄
 ピアニスト/鈴木幸代

 平井 新
 加藤正裕
 森 浩司
 山下宣雄
 影山宣伸
 坂田真生


■劇団からっかぜ
 1954年に設立、2004年におかげさまで50周年を迎えました。地域にちなんだ名前にしようという意見で「からっかぜ」名がつきました。舞台に対するこだわりから、舞台美術や小道具、音楽をほとんどオリジナルで制作しています。劇団代表は「がんばる事より支え合う」ことを大切にしています。子どもからお年寄りまで楽しめるわかりやすいお芝居を続けています。

役者及びスタッフ 募集中
代表:布施まで
ホームページ : http://www.h2.dion.ne.jp/~kaze/

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