劇団からっかぜ通算第267回公演「すみれさんが行く」

                          作:斉藤紀美子・演出:布施佑一郎
第61回浜松市芸術祭はままつ演劇・人形劇フェスティバル2015&ふじのくに芸術祭演劇コンクール招待作品

劇団からっかぜ「すみれさんが行く」はままつ演劇・人形劇フェスティバル2015公演終了

第61回浜松市芸術祭「すみれさんが行く」12月12日(土)公演を、皆様のご観劇で無事、終わることができました。
多くの人々に支えられてアトリエ公演10月と 11月公演と「すみれさんが行く」公演の千秋楽を迎えることが出来ました、感謝!! 感謝!!
7ステージ無事終了しました。アトリエ公演432人・市芸公演386人、合計818人の方々にご観劇いただきました。 大変ありがとうございます。
 劇団からっかぜ一同

10月24-25日アトリエ公演11月20-21日アトリエ公演舞台写真、12月12日浜松市芸術祭公演

*劇団からっかぜ「すみれさんが行く」公演観客数*

公演日時 客席数 目標 観客数
10月公演  3ステージ  204  213人
11月公演  3ステージ  204  219人
12月公演  550席  400  386人
  合計    808  818人

12月12日(土)公演アンケートより (186枚の一部抜粋)

○体調が悪かったので、見に来るのを迷いましたが、来て良かったです。観終わったら元気になりました。
○アトリエで見た舞台装置が、こんな風に映えるんだとワクワクして観ていました。リアルな心の交流をみて、私も心が動きました。
○シーンの端々に、自分の今や昔やこれからをスッと投影できる良いお芝居でした。
○どの役柄の方も個性的で、それぞれの人生を背負って生きている描写が良かったと思いました。また、若者と年寄りの対比が面白くて、うん、うんとううなずきました。
○皆さんが一生懸命で、何か身につまされるものが感じさせられ涙が出ました。今の世の中が不安で、もっと多くの人が訴えてほしいものです。
○病院内のできごとから、老人問題、戦争問題を考えさせられました。久しぶりに上質の劇を見させてもらって感激しました。
○友人の紹介で観させて頂きましたが、楽しく過ごさせて頂きました。時間の過ぎてくると、入り込んでいる自分に気が付き最後は感動で終わりました。
○なんだか胸がほっこりしました。無性にラーメンが食べたくなりました。食べ方がお上手で、おなかがなりました。
○病院の中の閉鎖された空間でも喜怒哀楽があって面白かったです。今の世の中少なくなった雰囲気だと思います。
○一人の人間の成長は、つきあう人、関わる人によりできると思う。今さえよければ自分さえよければという見苦しい人が多い今の時代、他人のことを少しでも考えることができる人が少しでも増えていけばよいと思う。
○キャストの中でセリフを発しない、老夫婦が印象に残った。最後には、生き方を考えさせられる良い劇でした。
○いろいろ考えさせられました。でも、観て、よかったと思えるお芝居でした。
○重いテーマをユーモアにくるんでしっかり伝えて下さりました。笑って、笑って、最後は涙があふれて止まりません。有難うございました。
○ラーメン食べてる演技もよかったです。また機会があったら見に来たいです。感想文
○色々な人生、万歳!
○人と人とのかかわり合い方、大切ですよね!
○胸にジーンとくる物語でした。でも、さわやかが残る。
○人と人とのつながりで人は、成長していくものだとつくづく感じました。
○現実の話である。
○自分の居場所を見つけて(自分を納得させて)生きていくのは難しい。
○とても、わかりやすく心温まる感じを受け、楽しくすごしました。
○今問題の医療、介護の問題をするどく社会化されていてよかった。
○リアルに私たちの身近に起こることなんですね──。考えさせられました。
○すみれさんと共に成長していく少年の姿もよかったです。笑いあり涙ありの面白い作品で何よりすみれさんの人柄にほっこりしました。
○最近、いろいろめんどうなことがありましが考えさせられ、感動させられ…気が楽になった。今は楽しい気分!ありがとうございました。
○役者さん1人1人の演技がとっても自然で、自分もそこに居るような感覚でした。病院生活、家族の事情、生きる事、死ぬ事、なだまだ若い自分ですが、自分なりに色々な事を感じさせられました。”端々しく”も温かい舞台をありがとうございました。
○言葉にできないものがたくさんありました。胸がいっぱいになるんです。なりました。色んな役の方のセリフがジーンときて、胸がいっぱいなんです。それしか言えません。笑 人は誰でも過去を背負ってる。 私も背負っていることがあります。思い出すと今にも逃げ出しそうです。私でも、今回の劇を観て、根性で頑張ろうって思えました。ありがとうございます。
○ラーメンの食べ方いい!役によって食べ方違うのが面白い。どの年代にも笑える劇がいいですね。泣けました。心温まる。終わった後も会場で笑いが止まらない。
○若者の成長は、ステキで心熱くなりますネ。すみれさんの「若い頃にもどりたいとは思わない」そういう生き方をしたいものです。ありがとう。よく伝わりました。


「すみれさんが行く」 チラシ表 チラシ裏
守 竹田 江口 清水 父 息子 天竜 辰巳庵 大崎光太
大崎光太 医師 すみれ 洋子 令子 宮川 菊ずし 千代 看護婦

登場人物

守(高校生)     鈴木 亮
竹田(守の友人)  高橋 佑治
江口(患者)     他屋 雄一
清水(患者)     松本 隆良
洋子の父       古木 大介
車イスの老人    古木 大介
大崎の息子     沢木 竜一
天 竜        森 歩
辰巳庵        星野 諭
大崎光太      最上三平
医 師        松本 充生
すみれ        中村真紀子
洋子(高校生)   渡邉 純子
令子(守の母)   中村左絵子
宮川(付添婦)   菊池 京子
菊ずしのおかみ   林 美佳
大崎千代      坂田 真生
女(患者)      林 美佳
看護婦        辻村 沙希
すみれの夫    根津 均

スタッフ


演出/舞台美術・布施佑一郎
舞台監督 ・・・鈴木 亮
舞監助手 ・・・高橋 佑治
舞台照明 ・・・高橋 佑治
        松本 充生
舞台照明OP・・・櫻井 定生
        (M-Planet)
音響効果  ・・・山下 宣雄
小道具   ・・・中村左絵子
    根津 真弓/古木 大介
舞台衣装  ・・・中村真紀子
    菊池 京子/林 美佳
メ イ ク ・・・渡邉 純子
制 作  ・・・坂田 真生
    渡邉 純子/鈴木 亮
    他屋 雄一/松本 隆良
    辻村 沙希/山下 宣雄


あらすじ


高一の「守」が腹膜炎で老人ばかりの外科病院に入院。
さびしがっている守に便所の前でナンパを始める友人
守るの弱みを握っている「すみれさん」の登場で守窮地に
入院患者の高校生の洋子の前で格好をつける守
患者のトラブルに巻き込まれながら奮闘する守の姿に
「すみれさん」の心は・・・・・・・