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劇団からっかぜ第43回定期総会

2009年01月31日(土)21:00〜01:10 篠原町 劇団からっかぜアトリエ

第43回定期総会基調報告 2009年1月31日 布施

 イラク人100万人以上が戦死。250万以上が国外に避難。80万人の未亡人。400万人の孤児。
アメリカ兵4300人死亡。200兆円の戦費の浪費。拘留における人権無視。大儀の「大量破壊兵器の保有」は、
嘘だった。嘘にもかかわらず日本は、無責任に米支持して、新テロ特措法が、2008年01月11日再可決しイラク
に派兵をした。名古屋高裁は2008年4月17日、自衛隊のイラク派遣について、戦争放棄を規定した憲法9条1
項に違反しており違憲だとの判断を下した。それにもかかわらず。今国会で新テロ特措法を成立させた日本の
責任は重大です。日本の国は、戦争の流れそのものです。日本国憲法があることで63年間戦争によって他
国の人を殺すことがありませんでした。平和と人間賛歌の日本国憲法を愛しています。私たち劇団からっかぜ
は、日本国憲法9条をアメリカがイラクを空爆し湾岸戦争始めた年の第25回定期総会から引用しています。

日本国憲法前文

 「わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやう
にすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な
信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民が
享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一
切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

第2章 戦争の放棄

第9条(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武
力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すこと
のできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の
福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第25条(国民の生存権、国の社会保障的義務)
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

労働基準法

 第23条 (労働時間)使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはなら
ない。使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を超えて、労働させては
ならない。
 お芝居を創造するのに、平和が危ない。生活自体が危ないです。史上最高の儲けをしたのに、ばくち経済で
破綻し。13万人の首切りが進んでいます。私達が健全にお芝居を出来るように国と企業に、憲法を守らせる
事が重要です。2008年11月3日付け中日新聞に派兵恒久法反対の意見広告に「劇団からっかぜ9条の会」の名で意思表示をしました。

<問題提起>

 オバマ米大統領、就任演説から◆新しい責任の時代◆
我々の成功は、誠実や勤勉、勇気、公正、寛容、好奇心、忠誠心、愛国心といった価値観にかかっている。一
人ひとりが自分自身と自国、世界に義務を負うことを認識し、その義務をいやいや引き受けるのではなく喜ん
で機会をとらえることだ。新しい責任の時代に劇団員一人一人が劇団からっかぜを如何したいのか、主人公と
して責任をもつ時代だと思います。劇団の規約「緊密でいきいきしたアンサンブル」を基礎とした演劇の創造と
普及の展開の為にはもっとも民主的な組織、構成、運営を全般にわたって実践しなければならない。
6),その他からっかぜの良かった点と問題点などは?進んで意見を出そう。
「緊密でいきいきしたアンサンブル」を築きたい。