9月23日(土)、今年の劇団からっかぜの公演が幕を開けました。引き続き、24日(日)昼、夜と、合計三回の9月アトリエ公演が無事(?)に終了しました。 本、公演は、制作途中で、役者の身内にご不幸があるという悲しい出来事があり、急遽制作担当者が役に付くということになり、劇団員全員それなりの努力はしたのですが、観客動員にしわ寄せが来てしまいました。 しかし、当劇団のように弱小劇団では到底出来ないであろうと言う「太鼓たたいて笛ふいて」という大作に無謀にも挑戦したにもかかわらず、周りの協力者や、観客の皆様の暖かいご支援により、無事に9月アトリエ公演を終了出来たことにホッとするとともにご協力、ご観劇頂いたことに深く感謝するところです。 この後、10月アトリエ公演、11月市芸公演とまだまだ公演が続きます。劇団員一同よりいっそうの努力を重ね、お芝居の完成度を高めていく決意です。 9月公演を観られなかった方々には、是非10月アトリエ公演、11月市芸公演をご観劇いただきたくお願い申し上げます。また9月公演をご観劇いただいた皆様も、どのように劇の完成度が上がったのかをも含め、図々しくも再度のご観劇をお願いいたします。
公演の写真
アンケートより ・自分に正直に生きた人だと、小説を読んでみたくなりました。どんな事があっても戦争はだめ。色々な人の犠牲があり、私たちがいる事を改めて感じました。 (23日 Y.Kさん 女性 ?才) ・芙美子、こま子になられた女性お二人の演技、キラキラしていて、すばらしかったです。その中にあってキクのゆったりとしたあたたかさのある表現もすばらしく感動しました。セリフ(方言入り)がよかったです。 自信を持って、ゆとりある演技で観ている者にもっともっと心を伝えてください。(今日は初日なので緊張感が伝わりました、皆さんなら出来ます!!応援しています。)がんばって!! (23日 J.Mさん 女性 ?才) ・戦争がテーマということで、とても深く、またかんがえさせられる劇だったと思います。途中で歌が入ったのので、更に楽しく観れたと思います。芙美子さんの生き方は、とても強くてあこがれます。自分の意見を貫くという事、素敵な事だと思いました。また、現代にはあまり見られなくなった他人とのとても暖かいつながりが良かったです。 (24日昼 K.Hさん 女性 23才) ・歌があり、暗い離しにも明るさがあり良かったです。小説、ひとりじゃない園の話を聞いた時には、涙が出そうになりました。 良い公演が見れて良かったです。みなさん歌がうまいですね。 (24日昼 M.Hさん 24才) ・また見たくなって足を運んでしまいました。最後の芙美子さんの象徴の湯飲みがなぜかひっかかり今日は湯飲みばかり目がいってしまい、湯飲みの扱いがあまりにも雑すぎて言葉と行動の矛盾を見て、ひっかかりの意味がわかりました。 昨日はこま子さんが光っていましたけど、今日は三平さん[時男役の役者]が良かったです。お茶の飲み方は、三平さんだけ本当にお茶を飲んでいました。 (24日夜 Kさん 男性 ?才) ・戦争は人を変えました。日本そのものも変わったけれど、戦争がなければあり得ない今の日本。やっかいな事件が絶え間なく続く今の日本ではあるけれど、昔と違い、たくさんの自由の中で生きることができる現代に生きることができてうれしく思います。芙美子のようにあんな時代でもたくましく、懸命に、周りの目なんてちっとも気にせず自分の意志を貫いて、伝えて、生きてきた芙美子に出会えて良かったと思います。 (24日 T.Sさん 女性 24才) |