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◎「こんにちは、母さん」アトリエ11月公演報告

 2007年11月3日(土)、4日(日)昼、夜と、合計三回の11月アトリエ公演が無事に終了しました。
 4日日曜日昼公演では、席が足らなくなり立見席でご迷惑を掛けました。
李燕(ダブル)は、3日(土)と4日(日)昼を伊熊綾音、4日(日)夜を桝田依里

*11月アトリエ公演観客数*
公演日 客席数 目標 観客数
11月3日 60席 60 70名
  4日昼 60席 60 83名
  4日夜 60席 60 35名
合計 180 188名

公演の写真
3日公演
1場 どろぼう 1場 ねぎ背負って帰宅
2場  2場 
4日昼公演
3場 3場
4場 4場
4日夜公演
5場 5場
6場 6場
11月3日(日)夜公演アンケートより
・ 今の私の年齢で受け止めきれるものではないと思いますが、人生というものの形や大きさを漠然と感じました。自分が幸せだったこと、辛かったこと、これから先にももっとあるのだろうけれど、思い出して、想像して切なくなりました。今、この時期、この年齢でこの公演を観ることが出来てよかったです。演劇に出会えたこと、からっかぜさんをしることができたことがとても嬉しいです。劇中に何度も泣きました。役者さんの細かな表情が、まるで自分も物語の渦中にいるように錯覚しました。楽しかったり、苦しかったり。観させて下さってありがとうございました。 女性 17才
・ 大人になるにつれて、人の顔色をうかがったり、本音が言えなかったり、聞いたりしなくなって、自分のことしか気が回らなくなってしまうことに気が付いた。もっと自分に素直になりたいと感じました。 女性 28才
・ 3時間、という長い時間でしたが、そんなことを忘れてしまうくらいに劇の世界に引き込まれました。劇を見ているというよりある人の人生の一部を見させてもらっている、と言う感じで話し方などがとても自然で驚きました。最後の母と息子の会話で、言葉で言い表せないようないろいろな感情が押し寄せてきて、人生というものや家族について、今この年で改めて考えてみました。多分、ほとんどの人が頭ではこうした方がいい、と思ってもそれを行動に移せる人がいなくて。観客から見て、前任に見える人々がそれを実行できない中、行動ができたのが、昭夫さんということには意味のあることではないかと思いました。ありがとうございました! 女性 16才
11月4日(日)昼公演アンケートより
・ 日常ある飾りのない言葉の中に明るく振る舞う隣人、人と人とのぬくもりがいっぱいの物語と出演者に感動を覚えました。息づかいが聞こえる様な親しみのある舞台がなんとも言えません。幸せの向こうに苦労つづきのお母さんの一生、本当に実感がこもった演技でした。伊熊さんの可愛らしい中国語まじりの日本語がよかったです。 女性 ?才
・ 楽しくみさせていただきました。様々な問題がとりいれられていて、いろいろな所で考えさせられました。この舞台の広さで、これだけの演出ができることはすごいと思いました。工夫されていることが分かりました。長い台詞でよくおぼえられるなと思いました。ひきこまれました。すきでした。 ?性 20才
11月4日(日)夜公演アンケートより
・ 最後のお母さんのセリフに自分を重ねました。大事なときに人に向き合わずソッと視線を外し、ぶつからず、うまく傷つけず、傷つかず来たのではないか、それが自分を深く傷つけて困難な局面でいつも二の足をふんでしまうのでは。下町のおっかさんよろしく、心を素直に言葉にしてゆきたい。心を紡ぐ、50を過ぎてから出来ること。 ?性 ?才
・ 言いたいこと、言いにくいこと、聞き難いこと、それらを避け、人との付き合いをあさはかにし、人を近づけないことを楽とする、そんな世の中になってしまっていると思います。自分の中にもあてはまってしまうことに気づき考えさせてくれた本当によいおしばいでした。ありがとうございました 


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