舞台照明ワークショップ Report
9月10日(土)11日(日)
静岡文化芸術大学
担当
静岡文化芸術大学
文化政策学部 芸術文化学科 阿部
●企画概要
企画名 はままつ演劇・人形劇フェスティバル2005
「若手のための舞台照明ワークショップ」
●実施日程
 2005年9月10日(土)11日(日)の2日間
●企画内容
 短い演劇作品「留守に電話」の照明プランを考える、ことを通して「光の効果」を知るワークショップ
●照明講師/住山徹 演出/松尾交子 出演/劇団砂喰社
1日目 [午前]講義     [午後]プランつくり
2日目 [午前]明かりつくり [午後]リハーサル、本番
●参加者
小学5年生 〜 大人 計11名
●スタッフ
企画1名 記録1名 受付2名 音響1名 照明アシスタント8名
●企画趣旨
私は4年間大学でアーツマネジメントを学ぶ傍ら、舞台照明を自主的に学んできた。活動の中で、舞台照明のことをより多くの人に知って頂きたいという気持ちがあった。社会に対するアプローチの方法が卒業イベント「若手のための舞台照明ワークショップ」である。
講座ではなくワークショップという名前でやるからには「異なった価値観を異なったままに摺り合わせていく経験」を受講者に体験していただきたい、ということである。また「舞台照明とは舞台上における、あらゆる光の効果をいう。」日本照明家協会による照明の入門書にはこのように定義されている。
つまり企画趣旨は、舞台照明の「光の効果」を知るワークショップを行う、ということである。
この研究において、ワークショップを企画・実施することを通して、企画過程での調査や、ワークショップでの受講者の反応やアンケート、公開講座来場者アンケートから、今後ワークショップはどのような可能性をもって開催していけるのかを探る。
●評価
今後の展開として、地域の舞台技術者に市民の舞台芸術活動をする者が相談できるような関係と場所、いわば地域の舞台芸術活動の拠点となるような劇場が今後求められてくるのではないだろうか。その足がかりとしては、単発で舞台技術の基礎技術を教えるような舞台技術参加型イベントではなく、地域に密着した継続的で舞台技術の基礎知識と基礎技術をバランスよく教え光の効果を伝える舞台技術参加型イベントを開催していくべきだろう。
 今回のワークショップでは、光の効果を知るワークショップというテーマを設定し、受講者が楽しんで学べ、やりがいと少しの悔しさを感じ、またやりたい、という流れまでに持っていけたこと。講師やワークショップ部会や後輩が続けたい、という意思をもってくれたこと。公開講座のお客様に楽しんでいただき、なおかつご指摘をいただけたこと。とたくさんの収穫を得ることができた。この点は大変評価できる。