劇団からっかぜ公開講座「俳優のための演劇ワークショップ」

日時:2015年6月28日(日)午前10時〜午後4時 参加費:500円

場所:劇団からっかぜアトリエ(遠鉄ストアー篠原店隣)

参加 6集団 22人(劇団関係・高校演劇部・個人・劇団からっかぜ6人)

講師:平塚直隆 日本演出者協会会員。日本劇作家協 会東海支部 支部長。名古屋市在住。
2005年 オイスターズ結成後 全ての作・演出を担当。 処女作 『居酒屋のゆうれい』北の戯曲賞佳作受賞。
2009年 『はだか道』 第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞受賞。
2010年 『トラックメロウ』 第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞
2012年 『豆』第12回AAF戯曲賞優秀賞受賞 演出家として若手演出家コンクール最優秀賞を受賞するなど、実力を認められている。
特に、劇作家・演出家の登竜門である劇作家協会新人戯曲賞・若手演出家コンクールでのW受賞は、史上初の快挙である。
外部への書き下ろし、ラジオドラマへの脚本提供、プロダクションや専門学校、ワークショップ講師としても活動多数。

「俳優のための役つくり」WS内容

新さんの受講メモを参考にしました。 午前中はリズムに乗って自己紹介をしたり、相手の投げかけに俊敏にリアクションできるように、様々なゲームを通じて肉体および心を開放させる訓練をしました
午後からは瞬時に物事を切り取る記念写真や、同窓会のエチュードを中心に行いました。平塚さんからは、役を演じる時最初から、このセリフはこんな感情でと決めて演じない。状況に応じた状態を創れば気持ちは勝手についてくること。相手とのコミュニケーションで成り立つものと熱く語ってくれました。

《参加者の感想のより》

○初めての経験だったので、とても新鮮でためになりました。また他の世代の方とかの交流は滅多にできないことなので世代間の溝を埋められたと思います。「演じる」という行為の意味や意思について深めるのは、時間がかかるので今回だけでは深められませんでしたが今後の交流の場で可能な限り考えていきたいと思います。
○いやなことがプライベートで続き、くさくさしていましたが、リフレッシュできた気がします。大変面白くできました。
○演技をするということは何かをいちから学べました。自分ももう少し発想力豊かな人になりたいなと思いました。長年演技をやってきた方々の演技はすごく参考になりました。考えていることを言葉で表せるようになりたいです。
○この状況下でいかに自分はふるまうのか?表出を心配するより自分の行動の時におこる事を大切にする。腑に落ちる講座でした。自分がどう演じなければいけないかより相手から自分を動かす手法が面白い。演者への集中力を求めるやり方、台詞を受けた時の瞬発力、弱い所です。
○すごく分かり易かったです。ひとつひとつ楽しく学べて時間が経つのが早かった。参加しているみなさんも明るく接しやすかった。大人の方々のエチュードを見てとても勉強になりました。「自分もこんなふうに演じるようになりたい」と思いました。
○面白かった。異年齢でやれるのは面白い。
○想像していたよりも、とてもにぎやかで、楽しく面白かったです!今まで全くやってこなかったゲームなどを初めて体験することができとても良い体験ができた。私は部活で台詞を覚える時、ただ文字・言葉として覚えていたのでこれからは「会話」として覚えよう!と思いました。同窓会のエチュードや、ピンポンパンゲーム、どれもとても面白いのに、しっかり意味があって、すごいなーと思いました。次回もぜひ参加させていただきたいです!
○演技のためにどのような声の出し方、動きをすればいいか少し分かりました。自分のためになったしとても良い時間を過ごせたと思います。この練習を取り入れていきたいです。ワークショップ参加して楽しかったし勉強になりました。
○ありがとうございました。午前中の頭の体操というか、はやいリアクションのトレーニングはなかなか面白かったです。リフレッシュできました。午後のステイタスも応用編で良かったと思いますが、キャリアのある人向きで高校生にはちょっと難しい感じでしたね。自分は楽しめてよかったです。
○とても参考になりました。役者は演技力だけが主に必要だと思いこんでいたので、頭を使うこと考えることも必要だと気付くことができました。これからは今日体験させていただいたようなことを練習に取り入れていきたいと思いました。
○相手のリアクションで自分が反応する自分のリアクションで相手を動かす台詞だけ自分の世界だけで、役づくりしても劇は成り立たない。生き生きとした劇つくりの基礎を改めて感じさせてくれました。私も、もう54歳、ボケと戦いながら、台詞覚えの悪い自分と戦いながらの役、劇づくりですが、心も体も柔らかくして、まだまだ続けていけれたらいいなと思っています。
○台詞を頭に入れることも大事ですが、状況を把握してそれに合わせた行動をしたり、相手に自分の思い通りの動きわさせるために自分が相手の反応を引き出したりすることが大事だと学べました。
○午前中のゲーム感覚で瞬発力だったり、行動を起こさせるためことが学べたのがとて も面白かった。ぜひ部活で取りくませていただこうと思います。相手にこうしてもらいたい場合に自発的に行動するという考えをして演技に取り組みたいと思います。
○とても楽しかったです。いろんなゲームをやりながらたくさんのことを学べました。今後の部活などで視野を広くしていったり、状況などを考えたり、今日のことを生かしていきたいです。
○リズムとリアクションあまりやる機会の少ない内容で良かったです。昨年の参加の時もやりましたが、演技ワークショップで各自の台詞を書くというのは面白いです。エチュードも含め参加者全員で創り上げる様子を体験できます。
○役づくりするときが台本を読むとき、どうしても感情や言葉まわしに気がいってしまうところがあるので、状況を設定するというのはとても勉強になりました。どういう状態で自分がどこに何をしに来たのかとか今のこの状況は何だろうという所にも目を向けていきたいなと思いました。今後の芝居づくりの参考にしていきたいです。ひとつの劇団にいるとどうしても視野がせまくなりながちなので他劇団の方から話しを聞くのは本当に新鮮でとても楽しいです。いろいろな方向性から芝居づくりをしていきたいなと思いました。
○初めてのことばかりでしたが、とても楽しく参加することができました。ゲーム感覚でやった記憶力がとても楽しかったです。記憶力だけでなく相手に印象づけることも大切ということを学びました。声のボリュームや態度で相手と比べるのは自分が分からない時とても難しく大変でした。
○とても楽しかったです。状況がきちんと設定できれば気持ちは自然と沸いてくるというお話が聞けて良かったです。ありがとうございました。
○楽しんで、演じるうえで大切なことなどを学ぶことができたので良かったです。部活でも今日やった練習法をやっていきたいと思います。本当にありがとうございました。
○初めての参加だったので上手くいくか心配でしたが、楽しく貴重な時間を過ごすことができました。リズム感覚や瞬発力があまりなかったので上手く身につけたいと思います。即興のお芝居などもできたのですごく自分の中の想像力が増えたかと思います。